【識字障害の方必見‼︎】識字障害を持つ私流の勉強法を教えます。【ディスレクシア】
こんにちは。
今回はお子さんにディスレクシアの方がいたり、
クラスメイトなどにディスレクシアの友達がいたりする人にとって、
一度は気になるであろうディスレクシアを抱える人の勉強法を紹介しようと思います。
前置き
ディスレクシアは様々なハンデの中でも個人差が大きいハンデだと私は思っていて、
人によって読める具合や見え方は変わってくるので、あくまでも私流の勉強法を紹介します。
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ディスレクシアは勉強ができない?
よくディスレクシアと検索すると、
- 授業についていけない
- ノートがうまく書けない
- 字が汚い
などの記事が出てきて、
ディスレクシアのお子さんを抱える親御さんなどは
「どうしよう…」と不安を抱えてしまいますよね。
ただ、確かに学校の授業についていくことは困難であっても、
テストで良い成績は取れます。
大事なのは自分に合った勉強法を見つけることなんです。
現に私も自分に合った勉強法を早めに見つけることができたからこそ、
ここまでやってこれました。
そしてその勉強法のおかげで…
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現役時代の学力
では、私の現役時代の学力を紹介します。
私が通っていた高校では模試などの際にGTZという採点基準を設けていまして、
A1が最高ランクで、下はFくらいまでありました。
その中で私は、
理系総合B3ー校内順位1位
5教科総合B3ー校内順位2位
国語総合A2ー校内順位1位
数学総合C2ー校内順位10位
英語総合B3ー校内順位5位
地歴/公民A1ー校内順位1位
現代社会A1ー校内順位1位
理科総合B1ー校内順位3位
(進研模試の結果)
と、こんな感じでした。
自分で言うのもなんですが、成績はすごく良かったです。
なぜここまで、好成績を取れたのか、今日はじっくりと紹介していきます。
予習編
予習という言葉を聞くと、
「めんどくさい…」
「ガリ勉??」
なんて思っちゃうかもしれませんが、そんなに大変なことはしないです!!
やることは2つだけ!!
①明日やるであろう範囲の教科書をパラパラと読んでみる!
この際に自分が読みづらいところがあったら、お母さんや友達に頼んで
振り仮名を振ってもらったり、拡大コピーしてみてください。
私の場合こんな感じでやってました。↓
②ノートに題名や作者、日付や罫線など、授業の際に必ず書くものをあらかじめ書いておく。
これは授業中により授業に集中できるように、
家でかけるところはあらかじめ書いておいた方がいいです。
家じゃなくても、授業と授業の間の時間に先に書いておくとかでもいいですね。
この2つです。
慣れてくると15分もかからずにできるようになると思います。
また前もって準備しておくと授業中に緊張したり、
間違ってしまったりなどのことが減るので、安心です。
授業中編
授業の受け方
授業ではできるだけ文字などに配慮しないで先生の話を聞こうと頑張る子が多いと思います。
ただ、ばっさりいってしまうと、私は
授業中に理解なんて出来なくて当たり前だ!!
と思っています。
小学校、中学校くらいまでは、できない子に合わせての授業が多いため、
まだついていけていた人が多いと思いますが、
高校生ともなると、そうはいきません。
どんどんと先生は先生のスピードで先に進んでしまいます。
本来は授業中に理解できればいいのですが、そうともいきません。
なので理解できたらラッキーなくらいに思って、気楽に受けましょう。
ノートの書き方
ノートは先生が黒板に書いた通り一言一句真似して書かなくても良いです。
中にはノート点検の際に、板書通り書かなければ怒ってくる先生がいるかもしれませんが、あまり意味のないことだと思います。
ここは、先生に合わせてやってみてください。
私がノート書く上で気をつけていたことは2つ!!
①色は赤、シャーペン、(青)の3つくらいにする。
色を何色も分けてノートを書く方がいますが、ディスレクシアの方にとっては逆に読みづらくなることが多いと思うので、シンプルにいきましょう。
普通の文字、説明文はシャーペンで。
大事な語句、忘れそうな語句は赤ペンで。
このくらいの分け方にした方が楽ですし、綺麗に求められます。
シャーペンと赤ペンを分けて書くことも大変な方は、
授業中は全部シャーペンで板書して、
授業終わりや家庭での学習の際にマーカーペンを利用するなどの勉強法もオススメです。
②ノートには文字よりも図を多めを意識する。
私の脳みそは文字よりも絵で覚えることが得意で、
ノートも1ページそのまんまを図として覚えていることが多いです。
ただこの感覚は人によって違うと思います。
図を多めというのは例えばこんな感じです。
有名な武将さんなどをイラストにして、その人が言った言葉を吹き出しで書くなど、
図の中に情報を詰めた方が覚えやすいです。
また、ディスレクシアの方は、文字をただ頭の中に記憶するよりも、
ストーリーを思い浮かべる方が得意だと思うので、
起承転結を意識したノート構成にするといいです。
ここで、ノートの書き方を私に教えてくれた本を紹介しようと思います。
こちらの本を読んでから、自分の学習に自信が持てるようになりました。
ぜひ気になる方は購入してみてください。当時は1400円+税でした。
③汚くなってしまっても気にしない
ノートはキレイに書くものではなくて、
自分が理解しやすいようにまとめるものですから、
決してキレイに書こうとはしなくていいです。
キレイさに時間を使うよりは、自分が理解しやすいようにまとめるのを心がけてください。
大体一回の授業で見開き1ページくらいで書いていました。
小さいスペースにぎゅっと詰めるよりは、少しもったないくらい大きく書いた方が見やすく覚えやすくなります。
復習編
ここまで予習編、授業編と書いてきましが、
一番大事だと思うのはここからの復習編です。
復習では主に3つのポイントを押さえましょう。
①ノートを見返す
授業中に書ききれなかった部分や、色つけができなかった部分を再度書き、
ノートを完成させます。
この際に時間があれば、自学ノートなどにノートを写して計2回書くことでより覚えやすくなります。
授業とは違い自分のペースで書くことができるので、より綺麗に、詳しく書けるようになるはずです。
この時には、よくわからない単語や、言い回し、などは調べて付け加えておくと、より定着すると思います。
②教科書を読み、理解できている確認する。
ここまでくると、その日に習ったことはだいぶ覚えているはずですので、
一度教科書を読んでみます。
予習の際にも一度読んでいるので、一回目よりはすらすらと、理解しながら読めるのではないでしょうか。
教科書を読んでも分からないところは、保護者の方や、先生に来てみると、どんどん勉強が楽しくなってきます。
③夜寝る前に習った単語を思い出して、軽く説明してみる。
これは慣れるまでは大変かもしれませんが、
その日に習った重要単語を一つ思い出して、自分に対して意味を説明してあげます。
睡眠中というのは其の日に習ったことを整理して定着させてくれるので、その前に一通り覚えておくことが知識の定着につながります。
実際のところ
実際ここまで紹介したことを全部するとなるとなかなか大変だと思います。
毎日続けたりするのはもっと大変です。
部活動に所属している方はさらに大変でしょう。
ただ、私自身は生徒会執行部に所属しながらも、頑張って続けてきました。
なので、簡単ではありませんが、できないことはありません。
将来の夢や自分のモチベーションを高めるために一緒に頑張っていきましょう!
幼稚園や保育所、そしてこれから小学生になるお子さんをお持ちの保護者の方へ
私は幼児期からポピーという教材をさせてもらっていました。
一月に一回送られてくる教材なのですが、
幼児期にはパズルや、数合わせ、塗り絵などの知育絵本のようなものが送られてきます。
小学校、中学校では、各学校の教材や勉強進捗に合わせて教材が送られてきて、自宅で勉強することができます。
夏休みなどの長期休暇には、「夏休み号」という感じで、少し分厚いものも送られてきます。
ただ一人で勉強するのではなく、お母さんや、お父さんに丸付けをしてもらったりして行う勉強教材なので、親子一緒に勉強することができます。
リンクを貼っておきますので是非見てみてください。
この教材を今回ご紹介した勉強法と両立して続けることができれば、
偏差値でいうと55〜70あたりを目指せるのではないでしょうか。
まとめ
ディスレクシアはうまく付き合うことができれば、とても前向きに過ごせるハンデであると思っています。
人とは違う受け取り方ができて、考え方に柔軟性と独創性がある素晴らしい人が多いように感じます。
芸能人でいうと、オーランド・ブルームさん、トムクルーズさんなどがディスレクシアであると公表しています。
わたし自身まだまだディスレクシアとうまくつきあいきれていないところもありますが、これからも前向きにお付き合いをしていこうと考えています。
ハンデを抱える方必見!味覚障害歴18年の私が教える味なし生活!!
こんにちは。
今日はテーマにどーんと書かせていただきましたが、
ハンデを抱える方必見!味覚障害歴18年の私が教える味なし生活!!
ということで時間形式で紹介していこうと思います!!
自己紹介〜私ってどんな人!?〜
本編の前に軽く自己紹介!
私は味覚障害を抱えており、味はもちろん匂いも感じません。
恐らく幼い頃から感じてなかったので、〇〇味はどんな味?ということは想像できません。
そんな私の味無し生活って健常者の方からすれば未知の世界ですよね。
ぜひ「へーそうなんだ!」と思って読んでいただけたら嬉しいです。
では本編へGO!!
起床〜6:00〜
朝は大体6時ごろに起きます。
今は学校や会社など、特定の場所に行くことはないので、特に1日することはないんですが、とりあえず早起きを心がけてます。
朝目が覚めて、
「あぁ、朝ごはんの美味しい香り…今日はハムトーストだな。」
、、、なんてことはもちろんなし!w
パパッと起きてキッチンへ行きます。
朝ごはん〜7:00〜
朝ごはんは基本的にセルフで家族全員それぞれが食べたい物を食べています。
私は大体食パンを食べることが多いです。
「ヨーグルトには、何ソースにしようかな〜」
なんて悩むことは無用ですので、とりあえず目の前にあるソースをなんでも入れています。
別に入れても入れなくても、味がわからないので意味はないんですが、見た目と音でしか美味しさを感じ取れないため、ソース類はかけています。
基本的に食感がずーっと同じご飯だとか豆腐だとか柔らかいものだと、ただ噛んでるだけで美味しくないので、ゴロゴロ、サクサク、もちもち、とした食感のものが好きです。
身支度
歯を磨いてミントの香りでスッキリ爽快!!
なんてことはなく、何味の歯磨き粉でもいいです。
ただ、辛い、痛いなどは刺激であって、味覚ではないので、メンソールが効きすぎている歯磨き粉は口がスースーします。
顔を洗って、身支度は終了。
SNSやブログチェック
昼ごはんまでの時間では勉強をしたり、調べ物をしたり、ツイッター、ブログなどをチェックしています。
グミを食べながら作業することが多いのですが、ぶっちゃけ何味が口に入ったかなんてことは一切考えずに食感のみでいただいています。
運動をして一汗かくか!!なんてことはあまりありませんがw、たまに汗をかいたりするときには匂いには注意しています。
自分では匂いを感じることができないので、意識的に注意してすぐに服を取り替えたりしています。
変に消臭スプレーなどを使って匂いが混ざったりすると大変なので、そういった類のもは使わないようにしています。
昼ごはん
昼ごはんも朝ごはん同様セルフサービスの我が家ですが、なるべく食感が楽しくて、見た目が美味しそうなものを探して食べています。
味がわかんないことは慣れっこなので特に苦痛は感じていませんが、普段は感じる人が感じなくなっちゃったら恐らく結構大変なんだろうなぁなんて考えながら、お昼をいただいています。
おやつ
昼ごはんが終わってちょっとウトウト…なんてしていたらあっという間に三時のおやつ!!
おばあちゃんの家でおやつを食べることが多い私ですが、おばあちゃんはいつも美味しいお菓子とジュースを用意してくれています。
限定品や季節のフレーバーに弱いおばあちゃんは新商品があるとすぐに買ってきます。そして
「美味しい??どんな味??」
と嬉しそうに聞いてきますが、私にとっては、「いつもの味」なんですよね…w
ポテトチップスがうす塩だろうが、コンソメだろうが、のり塩であろうが、そこまで差はありません。
なので好き嫌いも少ないです。基本なんでも食べられます。
まぁここまででお察しの方もいるかもしれませんが、夕ご飯も同じような感じなので割愛させていただきます。w
私なりに味覚障害のメリットデメリットを考えたところ。
メリット
- なんでも好き嫌いなく食べられる
- タバコの臭いなどで嫌な思いをしない
- 掃除の際に臭いのとかは気にならない
- 人が美味しいものを食べていても、匂いでは釣られない。
- 苦い薬なども簡単に飲める
- 人にバレにくい
デメリット
- 匂いで危険が察知できない(火事など)
- 腐ったものを平気で食べちゃう
- 犬がウンコやおしっこをしていても気付きにくい
- 自分の体臭がきになる
- 美味しさを感じる観点が少ない
- 味の感想を求められてもなんて言ったらいいかわからない。
- 香水などがつけられない
こんな感じですかね…
悩むこともある…
今回はこんなに明るく言ってみましたが、悩んでいる時期もありました。
合わせて読みたい⇩
poinsettia-purity-k.hatenadiary.jp
こちらのブログでは高校生の頃に悩んでいたことが書かれています。
ハンデというのはある程度の訓練で治るものもありますが、健常者のような感覚には届かないものが多いんじゃないでしょうか。
耳の不自由な方が手術によって聞こえるようにしたのに、初めて聞いた音というものに慣れなくて自殺をしてしまったという話も聞いたことがあります。
私自身は味を感じみたいという気持ちもありますが、このままでもいいかなという気持ちもあります。
これが私だと、受け入れていますし、好き嫌いなくなんでも食べれるので逆にいいかもしれません。
ここまで読んでいただいた皆さんへ
同じように味覚障害で悩んでいる方、お子さんや兄弟が味覚障害で日々支えていらっしゃる方々が、私の生活を知って、少しでも楽になってくれたらなと思います。
時には「なんで私が…」と考えてしまう時もありますが、それはそれでいいんです。
ですが、その次には「じゃァこうしていこう」って少しでも前に向かって行って欲しいなと思います。
まとめ
こんな感じで上手くまとめられたかは分かんないですが、私の日常を公開してみました。
今度はディスレクシアバージョンでもやってみたいですね。更新をお待ちください。
味覚障害を抱えているのはあなただけじゃない。
悲観しないで、あなたには他にもっと
素敵な部分があるはずだから。
ハンデをどう説明する?
先日Twitterの方で、
https://twitter.com/happyli15752027/status/1230996919700226048?s=21
このようなツイートをしたところ、いいねや共感をいただけましたので、ちょっと今日は健常者の方との付き合い方について話していこうと思います。
どう説明する?
このツイートでも申し上げたように、健常者の方が、気を使ってくれて、
「どういう対応をしたら良いのか?」と聞いていただけることはたまにありますよね。
とてもありがたいことですしうれしく思います。
ですが、その言葉が逆に圧力に感じてしまうというのもあると思うんです。
けっしてそのようなつもりで言葉をかけてくださっているわけではないと分かりつつも、自分でもうまく説明できないものを伝えて理解していただけるのか。
はたまた、変に理解されて逆に生きづらくなったりしてしまって…なんで考えてしまうんですね。
言葉の伝え方
Twitterでは140文字という短い言葉の中で自分の気持ちを表していかなければいけないので、もしかしたら私の今回のツイートは健常者の方に嫌な思いをさせてしまったかもしれないです。
ただあくまでも感謝の気持ちを持っている、というところは真実ですので、ご了承願います。
本音
誰だって「助けてあげるよ!」って言われて嬉しくない人はいないと思うんです。
ただそれまでの生きてきた中で、少しでも相手に自分の特性を伝えたことで、負の方向に物事が働いてしまったことがある人にとって、今後他の人に伝えることは難しいことだと思うんですね。
一種の諦めというか、どうせ伝わらないし、言わない方が楽だ、なんて。
私もその経験があるからこそ、サポートを受けたい!という気持ちと、打ち明けても…という気持ちが入り混じって混乱してしまいます。
実体験
私が打ち明けて後悔した時のお話をさせていただきますと、担任の先生に(現代文の教師)
私「私は識字障害、ディスレクシアの疑いがあり、文字を読んだり書いたりするのが困難です。なんとか考慮して頂けないでしょうか?」
と伝えました。
先生「任せておけ!国語教師である私は識字障害については多少の知識はあるぞ!」
という感じで、私も期待していました。
ですが、結果はちょっと違う…というか。
・選択肢のア、イ、ウ、エ、オなどが平仮名に直った
・答えが(例)チョコレートの場合、ちょこれーとと答えても◎
という配慮がありました。(私の場合特にカタカナが苦手なので)
確かに以前よりは良い。
でも根本的なことは違うような気がする…
カタカナ以外で答えてもいいよと言わでたところで、問題文が読みにくいのだったり時間がかかるってところは改善されていないわけで。
教師という職業で、それも文字を、日本語を教える国語の先生でさえ理解し尽くされないほど、ディスレクシアってあまり問題視されていないのかなとか考えていました。
現在
私は今現在、特に聞かれたりしない限りは自分からハンデのことを言ったり相談したりすることはないです。
ただそういうある種の諦めが、ハンデを皆さんに知ってもらえるという機会を減らしているのではないかなとも思っていて、悩ましいところです。
分かって欲しい。でも、うまく言えない。
ちゃんと正しく理解されるかな?
引かれたりしないかな……
ハンデを抱えている大変さって、その人の体に意識を飛ばしてそこで初めてわかる!っていうくらい、本当に難しいことですよね。
この問題に関しては、私の中でもプラスに解決できていないところで、ブログを読んでいただいているみなさんにも御意見をいただきたいところです。
ハンデってこんなに辛い?
今回は自分語りです。
ハンデってこんなに辛い?
これを読んでくださっている方の中には、ハンデをお持ちの方も多いと思いますが、私自身たくさんのハンデを抱えています。
・味覚障害(味や匂いが感じられない)
・ディスレクシア(特にカタカナができない)
・左脳と右脳がどちらも発達しすぎている(これはハンデではないかもしれませんが、生きにくさは感じています。)
・両手利き(物によって利き手が違うので、スポーツなど苦手なものが多い)
・免疫力が高すぎる(自分の体を自分で攻撃してしまいます。心臓病などの持病持ち)
こんな感じですかね。ここに挙げたハンデは全てがマイナスではありません。
自分の個性だと思っています。
ただ、ハンデのせいで苦しい思いをしたことは本当に多いです。
高校生活
特に顕著にハンデがマイナスとして現れたのは高校生の時でした。
私は学力的な成績は良かったため、私立高校の偏差値が65〜70あたりの理数系の高校に通っていました。
住んでていた場所が田舎だったため、初めて電車に乗って通学するなど、環境の変化は大きかったです。
【第一印象】
私は第一印象が何を考えているかよくわからない人に見られがちなので、明るくいようと心がけて良いスタートダッシュを切ることができました。
しかし、日が進むにつれて、自分から味がわからないことなどを言ったりはしなかったのですが、だんだんとバレてきてしまい、変な目で見られることが増えてきました。
最初は興味関心という感じでしたが、だんだんといじめの対象になっていったんですね。
自分が感じることができない感覚って、恐怖でもあるんですね。
私だったら、腐っているものを味や匂いで確認できないので、見た目や食感で感じるしかないとか。
火事が起きたとしても、匂いでは気づかないので、寝ていた場合はほぼ逃げ遅れるでしょう。
こんな感じで、本来人間にあるべき感覚が欠如してしまっているってことは、危険なことなんです。
ですから、変なものを食べさせられたりだとか、異臭を嗅がせられたりだとか
してもすぐには気づけない、危険を回避できないんです。
【夏前】
そんなことがある中で、忙しい勉強の毎日、私の精神はおかしくなっていきました。
この時はまだ自分がディスレクシアであるとは気づけていなかったので、自分の勉強のできなさや遅さ、周りと比べてしまって苦しかったです。
電車に乗っていて、急に涙が溢れてきたり、寝れなくなってしまったり、家族とも話すことはなくなっていっていました。
でもそんな状態の時って自分が辛いんだと認識できなくなっているんですよね。
なんとか毎日を乗り越えるのが精一杯で、誰かに相談しようだとか、休もうだとか考えが及ばないんです。
私は、暴力的ないじめより、言葉のいじめの方が辛いと思ってて、まさに毎日泣いていました。
【夏休み】
一番言われて傷付いた言葉は、一年生の夏頃一緒にご飯を食べていて
私「これ美味しい中華丼だね」
相手「味も匂いもわかんないやつが美味しいとか言うなよw」
でした。
この瞬間に私っておかしいんだな、異常なんだな、いらないんだな、って頭がぐるぐるしました。
【冬】
今思えばすごいと思うんですが、そんな状態で一年生の冬やすみまでなんとか学校に通っていたんです。
冬休みの講習には通っていたものの、いつもの忙しい毎日よりは少しのんびりした毎日を送っていて、気が緩んだんでしょうね。
「学校に行きたくない」
母に言いました。
最初は、「何言っているの」「甘えてないで」と言われたものの、今まで学校を休んだりしてこなかった私が泣きながら訴えたのをおかしいと思ったんでしょう。
父と母と私で家族会議をしました。
ここから先のお話は、長くなってしまうので、いつかお話ししようと思います。
【まとめ】
本当にハンデを持つ方にとって厳しい世の中だと思います。
ただ、良い世の中でもあるんです。現に今私は幸せです。
今回は自分語りだったので、結局何が言いたかったのかよくわかんなくなってしまったかもしれないですね。ごめんなさい。
ただ共感して、涙して、そして少しでも自分を大切にしてくれたらなと思います。
ディスレクシアあるある!
今日はディスレクシアあるある!を紹介します!
*あくまでも私の考えたあるあるですので、皆さんに当てはまるわけではありません。
1、初めて読む文章が読みづらい
これはほぼ毎日ありますね。
学生の頃は、先生に当てられていきなり教科書を読む、なんてこと多々あります。
私はそのたびにドキドキして、冷や汗をかきながら読んでいました。特に急に当てられると、今どこを読んでいるのかを探すのにまず時間がかかり焦ってしまい、読み始めるころにはもう汗だくです💦
<解決策>
・予習がわりに一度教科書を読む
・両親などに振り仮名など自分が読みやすいように書いてもらう。
・拡大コピーなどで、見やすくする
2、どこが単語の区切りなのか分かりづらい
これも音読の時に困りますね。また長文のLINEなどを送られてきた時にも、この現象は起こります。
例えば)ここを/まっすぐ/いく/と/八百屋/さん/です。//
と普通なら読めるのですが、ディスレクシアの方はこの/の位置を見つけるのが大変なのです。
<解決策>
・先ほど同様、予習がてら読みつつ/を入れておく。
3、文字がにじむ・ぼやける・ゆがむ・逆さ文字になる・点描画に見える
これはディスレクシアといっても、人それぞれで違う事ですが、共通して言えることは読むという動作がとても辛いことになるということです。
ディスレクシアには完璧に読めないという方もいれば、遅いけれども頑張れば読めるという方もいて、まだまだ解明されていないものです。
私自身は、文字全般苦手ですが、中でもカタカナが苦手です。
ですので、文字を入力する時にはローマ字入力をしています。
それから、一歩海外に出てみれば、漢字や平仮名、カタカナはありません。
そう、アルファベットです!
ディスレクシアを抱える人の中には、海外で活躍されている方もいらっしゃいます。
是非、明るくディスレクシア生活を送っていきましょうね。
これって私だけ?
これって私だけ?って考えることよくあるんです。
今日は識字障害を持つ私の、これって私だけ?を紹介しようと思います。
そもそも識字障害ってなんぞやって思われると思うので、説明しますと…
識字障害とは、学習障害の一種で、知的能力及び一般的な理解能力などに特に異常がないにもかかわらず、文字の読み書き学習に著しい困難を抱える障害である。失読症、難読症、識字障害、(特異的)読字障害、読み書き障害、とも訳される。
とこんな感じです。
難しいですよね…
なので写真で説明しますと、
と、こんな感じなんですよね。
私の場合は、カタカナが理解不能なんです。
書けない、読めない、カタカナの単語が覚えられない、です。
これは小さい頃から気付いていたわけでは無くて、両親も気付いていませんでしたし、もちろん私もみんなそういうものだと思っていましたし、特に疑問には思っていなかったんです。
気付いたきっかけは、妹の一言です。
「なんで勉強はできるのに、カタカナだけそんなに下手くそなの?」
そうなんです。私学力は普通、いや割と高かったんです。ほぼオール5という感じで。
なのに、歴史の人名だったりだとか、国語の音読だったりだとか、異様に難しくて、苦戦していました。なんとか形で暗記して覚えていました。
でも、妹の一言に、もしかしてこれって私だけ?
って思っちゃって。そこからは早かったです。
Yahoo! JAPANで即刻調べました。
【カタカナ 苦手 病気】 検索
そしたら、たくさんのキーワードが出てきました。
第一印象は、「こ、これだ!!!!!」でした。
自分の心の中で、何かがスッと、歩に落ちたんです。
でもそれと同時に、
「私、これで頭いいのすごくね?!」
と思っちゃいましたw
私としては、識字障害、障害という言葉にまだピント来てなくて、ちょっとお気楽に考えていたんですね。お気楽もhappy Lifeには必要なんです。
ここまで長々と書いてきて、何が言いたいかというと、これって私だけ?って気づくことができれば、自分を認められるということなんです。
気づかないうちは、なんで私こんなにできないんだろう、私ばっかり、どうして、ってマイナスに自分を責めてしまうんですね。
ですが、気づくことができれば、そのせいにできるんです。
私なら、「識字障害だもん、できなくてあたりまえだ!むしろここまでやってきた自分、NICE!」
と思えちゃう。
これってすごいことだと思うんです。
自分を認められるんです。
だから、もし困難にぶつかったら、
「なんで私ばっかり…」
って悲観するんじゃくて、
「これって私だけ?むしろすごくね?」
っていうくらい開き直っちゃいましょう!
自己紹介
こんにちは
今回は初めてのブログなので、簡単に自己紹介をしようと思います。
ブログ名について
まず疑問に思ったであろう私のブログ名について紹介しますね。
味覚無し!嗅覚無し!自信無し!happy Life健闘記
これだけ聞いてもどういうこと?って思われる方多いと思いますw
実はですね、私味が感じないんです。匂いが感じないんです。
もっと詳しく言うと、食べ物を食べても、目をつぶってしまえば食感しか感じられないってことなんです。
不思議ですよねw
本当に自分でも不思議というか、奇妙というか、まだまだよくわからないことがいっぱいなんです。
今はこんなに明るくお伝えしていますが、悩んだ時期は本当に辛かったです。
そんな私がhappyLifeを送るために健闘していく様をお届けするのがこのブログです。
少しでも私と同じようなハンデをかけている方々が笑ってくれたり、涙してくれたり、ちょっとでもhappyになってもらえたらなと願っています。
他にも、
それから私は、ちょっと人とは違う部分がいっぱいあるみたいなんです。
これについては今後小分けに小分けに出していこうと思いますw
最後に
ブログ初心者ですが、日々努力して、少しでも良いものをお伝えできればいいなと思っています。宜しくお願いします。
<今日のhappy Point!>
割引シールを剥がしてみると、その下に20%オフのシールが。
心の中で小さくガッツポーズ
ありますよね…?w