【識字障害の方必見‼︎】識字障害を持つ私流の勉強法を教えます。【ディスレクシア】
こんにちは。
今回はお子さんにディスレクシアの方がいたり、
クラスメイトなどにディスレクシアの友達がいたりする人にとって、
一度は気になるであろうディスレクシアを抱える人の勉強法を紹介しようと思います。
前置き
ディスレクシアは様々なハンデの中でも個人差が大きいハンデだと私は思っていて、
人によって読める具合や見え方は変わってくるので、あくまでも私流の勉強法を紹介します。
poinsettia-purity-k.hatenadiary.jp
ディスレクシアは勉強ができない?
よくディスレクシアと検索すると、
- 授業についていけない
- ノートがうまく書けない
- 字が汚い
などの記事が出てきて、
ディスレクシアのお子さんを抱える親御さんなどは
「どうしよう…」と不安を抱えてしまいますよね。
ただ、確かに学校の授業についていくことは困難であっても、
テストで良い成績は取れます。
大事なのは自分に合った勉強法を見つけることなんです。
現に私も自分に合った勉強法を早めに見つけることができたからこそ、
ここまでやってこれました。
そしてその勉強法のおかげで…
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現役時代の学力
では、私の現役時代の学力を紹介します。
私が通っていた高校では模試などの際にGTZという採点基準を設けていまして、
A1が最高ランクで、下はFくらいまでありました。
その中で私は、
理系総合B3ー校内順位1位
5教科総合B3ー校内順位2位
国語総合A2ー校内順位1位
数学総合C2ー校内順位10位
英語総合B3ー校内順位5位
地歴/公民A1ー校内順位1位
現代社会A1ー校内順位1位
理科総合B1ー校内順位3位
(進研模試の結果)
と、こんな感じでした。
自分で言うのもなんですが、成績はすごく良かったです。
なぜここまで、好成績を取れたのか、今日はじっくりと紹介していきます。
予習編
予習という言葉を聞くと、
「めんどくさい…」
「ガリ勉??」
なんて思っちゃうかもしれませんが、そんなに大変なことはしないです!!
やることは2つだけ!!
①明日やるであろう範囲の教科書をパラパラと読んでみる!
この際に自分が読みづらいところがあったら、お母さんや友達に頼んで
振り仮名を振ってもらったり、拡大コピーしてみてください。
私の場合こんな感じでやってました。↓
②ノートに題名や作者、日付や罫線など、授業の際に必ず書くものをあらかじめ書いておく。
これは授業中により授業に集中できるように、
家でかけるところはあらかじめ書いておいた方がいいです。
家じゃなくても、授業と授業の間の時間に先に書いておくとかでもいいですね。
この2つです。
慣れてくると15分もかからずにできるようになると思います。
また前もって準備しておくと授業中に緊張したり、
間違ってしまったりなどのことが減るので、安心です。
授業中編
授業の受け方
授業ではできるだけ文字などに配慮しないで先生の話を聞こうと頑張る子が多いと思います。
ただ、ばっさりいってしまうと、私は
授業中に理解なんて出来なくて当たり前だ!!
と思っています。
小学校、中学校くらいまでは、できない子に合わせての授業が多いため、
まだついていけていた人が多いと思いますが、
高校生ともなると、そうはいきません。
どんどんと先生は先生のスピードで先に進んでしまいます。
本来は授業中に理解できればいいのですが、そうともいきません。
なので理解できたらラッキーなくらいに思って、気楽に受けましょう。
ノートの書き方
ノートは先生が黒板に書いた通り一言一句真似して書かなくても良いです。
中にはノート点検の際に、板書通り書かなければ怒ってくる先生がいるかもしれませんが、あまり意味のないことだと思います。
ここは、先生に合わせてやってみてください。
私がノート書く上で気をつけていたことは2つ!!
①色は赤、シャーペン、(青)の3つくらいにする。
色を何色も分けてノートを書く方がいますが、ディスレクシアの方にとっては逆に読みづらくなることが多いと思うので、シンプルにいきましょう。
普通の文字、説明文はシャーペンで。
大事な語句、忘れそうな語句は赤ペンで。
このくらいの分け方にした方が楽ですし、綺麗に求められます。
シャーペンと赤ペンを分けて書くことも大変な方は、
授業中は全部シャーペンで板書して、
授業終わりや家庭での学習の際にマーカーペンを利用するなどの勉強法もオススメです。
②ノートには文字よりも図を多めを意識する。
私の脳みそは文字よりも絵で覚えることが得意で、
ノートも1ページそのまんまを図として覚えていることが多いです。
ただこの感覚は人によって違うと思います。
図を多めというのは例えばこんな感じです。
有名な武将さんなどをイラストにして、その人が言った言葉を吹き出しで書くなど、
図の中に情報を詰めた方が覚えやすいです。
また、ディスレクシアの方は、文字をただ頭の中に記憶するよりも、
ストーリーを思い浮かべる方が得意だと思うので、
起承転結を意識したノート構成にするといいです。
ここで、ノートの書き方を私に教えてくれた本を紹介しようと思います。
こちらの本を読んでから、自分の学習に自信が持てるようになりました。
ぜひ気になる方は購入してみてください。当時は1400円+税でした。
③汚くなってしまっても気にしない
ノートはキレイに書くものではなくて、
自分が理解しやすいようにまとめるものですから、
決してキレイに書こうとはしなくていいです。
キレイさに時間を使うよりは、自分が理解しやすいようにまとめるのを心がけてください。
大体一回の授業で見開き1ページくらいで書いていました。
小さいスペースにぎゅっと詰めるよりは、少しもったないくらい大きく書いた方が見やすく覚えやすくなります。
復習編
ここまで予習編、授業編と書いてきましが、
一番大事だと思うのはここからの復習編です。
復習では主に3つのポイントを押さえましょう。
①ノートを見返す
授業中に書ききれなかった部分や、色つけができなかった部分を再度書き、
ノートを完成させます。
この際に時間があれば、自学ノートなどにノートを写して計2回書くことでより覚えやすくなります。
授業とは違い自分のペースで書くことができるので、より綺麗に、詳しく書けるようになるはずです。
この時には、よくわからない単語や、言い回し、などは調べて付け加えておくと、より定着すると思います。
②教科書を読み、理解できている確認する。
ここまでくると、その日に習ったことはだいぶ覚えているはずですので、
一度教科書を読んでみます。
予習の際にも一度読んでいるので、一回目よりはすらすらと、理解しながら読めるのではないでしょうか。
教科書を読んでも分からないところは、保護者の方や、先生に来てみると、どんどん勉強が楽しくなってきます。
③夜寝る前に習った単語を思い出して、軽く説明してみる。
これは慣れるまでは大変かもしれませんが、
その日に習った重要単語を一つ思い出して、自分に対して意味を説明してあげます。
睡眠中というのは其の日に習ったことを整理して定着させてくれるので、その前に一通り覚えておくことが知識の定着につながります。
実際のところ
実際ここまで紹介したことを全部するとなるとなかなか大変だと思います。
毎日続けたりするのはもっと大変です。
部活動に所属している方はさらに大変でしょう。
ただ、私自身は生徒会執行部に所属しながらも、頑張って続けてきました。
なので、簡単ではありませんが、できないことはありません。
将来の夢や自分のモチベーションを高めるために一緒に頑張っていきましょう!
幼稚園や保育所、そしてこれから小学生になるお子さんをお持ちの保護者の方へ
私は幼児期からポピーという教材をさせてもらっていました。
一月に一回送られてくる教材なのですが、
幼児期にはパズルや、数合わせ、塗り絵などの知育絵本のようなものが送られてきます。
小学校、中学校では、各学校の教材や勉強進捗に合わせて教材が送られてきて、自宅で勉強することができます。
夏休みなどの長期休暇には、「夏休み号」という感じで、少し分厚いものも送られてきます。
ただ一人で勉強するのではなく、お母さんや、お父さんに丸付けをしてもらったりして行う勉強教材なので、親子一緒に勉強することができます。
リンクを貼っておきますので是非見てみてください。
この教材を今回ご紹介した勉強法と両立して続けることができれば、
偏差値でいうと55〜70あたりを目指せるのではないでしょうか。
まとめ
ディスレクシアはうまく付き合うことができれば、とても前向きに過ごせるハンデであると思っています。
人とは違う受け取り方ができて、考え方に柔軟性と独創性がある素晴らしい人が多いように感じます。
芸能人でいうと、オーランド・ブルームさん、トムクルーズさんなどがディスレクシアであると公表しています。
わたし自身まだまだディスレクシアとうまくつきあいきれていないところもありますが、これからも前向きにお付き合いをしていこうと考えています。