味覚無し!嗅覚無し!自信無し!happy Life 健闘記

味覚・嗅覚・識字障害を持つ私。そんな私のhappy Life健闘記。自分に自信が持てないあなたへ、そして自分へエールを届けます。

ハンデってこんなに辛い?

今回は自分語りです。

ハンデってこんなに辛い?

これを読んでくださっている方の中には、ハンデをお持ちの方も多いと思いますが、私自身たくさんのハンデを抱えています。

味覚障害(味や匂いが感じられない)
ディスレクシア(特にカタカナができない)
・左脳と右脳がどちらも発達しすぎている(これはハンデではないかもしれませんが、生きにくさは感じています。)
・両手利き(物によって利き手が違うので、スポーツなど苦手なものが多い)
・免疫力が高すぎる(自分の体を自分で攻撃してしまいます。心臓病などの持病持ち)

こんな感じですかね。ここに挙げたハンデは全てがマイナスではありません。

自分の個性だと思っています。

 

 

ただ、ハンデのせいで苦しい思いをしたことは本当に多いです。

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高校生活

特に顕著にハンデがマイナスとして現れたのは高校生の時でした

 

私は学力的な成績は良かったため、私立高校の偏差値が65〜70あたりの理数系の高校に通っていました。

住んでていた場所が田舎だったため、初めて電車に乗って通学するなど、環境の変化は大きかったです。

【第一印象】

 

私は第一印象が何を考えているかよくわからない人に見られがちなので、明るくいようと心がけて良いスタートダッシュを切ることができました。

 

しかし、日が進むにつれて、自分から味がわからないことなどを言ったりはしなかったのですが、だんだんとバレてきてしまい、変な目で見られることが増えてきました。

 

最初は興味関心という感じでしたが、だんだんといじめの対象になっていったんですね。

 

 

自分が感じることができない感覚って、恐怖でもあるんですね。

私だったら、腐っているものを味や匂いで確認できないので、見た目や食感で感じるしかないとか。

火事が起きたとしても、匂いでは気づかないので、寝ていた場合はほぼ逃げ遅れるでしょう。

こんな感じで、本来人間にあるべき感覚が欠如してしまっているってことは、危険なことなんです。

 

ですから、変なものを食べさせられたりだとか、異臭を嗅がせられたりだとか

してもすぐには気づけない、危険を回避できないんです。

 

 

【夏前】

そんなことがある中で、忙しい勉強の毎日、私の精神はおかしくなっていきました。

 

 

この時はまだ自分がディスレクシアであるとは気づけていなかったので、自分の勉強のできなさや遅さ、周りと比べてしまって苦しかったです。

 

 

電車に乗っていて、急に涙が溢れてきたり、寝れなくなってしまったり、家族とも話すことはなくなっていっていました。

 

 

でもそんな状態の時って自分が辛いんだと認識できなくなっているんですよね。

 

 

なんとか毎日を乗り越えるのが精一杯で、誰かに相談しようだとか、休もうだとか考えが及ばないんです。

 

 

私は、暴力的ないじめより、言葉のいじめの方が辛いと思ってて、まさに毎日泣いていました。

 

【夏休み】

一番言われて傷付いた言葉は、一年生の夏頃一緒にご飯を食べていて

 

私「これ美味しい中華丼だね」

相手「味も匂いもわかんないやつが美味しいとか言うなよw」

でした。

 

この瞬間に私っておかしいんだな、異常なんだな、いらないんだな、って頭がぐるぐるしました。

 

【冬】

今思えばすごいと思うんですが、そんな状態で一年生の冬やすみまでなんとか学校に通っていたんです。

冬休みの講習には通っていたものの、いつもの忙しい毎日よりは少しのんびりした毎日を送っていて、気が緩んだんでしょうね。

 

 

「学校に行きたくない」

 

 

母に言いました。

最初は、「何言っているの」「甘えてないで」と言われたものの、今まで学校を休んだりしてこなかった私が泣きながら訴えたのをおかしいと思ったんでしょう。

 

父と母と私で家族会議をしました。

ここから先のお話は、長くなってしまうので、いつかお話ししようと思います。

 

 

 

【まとめ】

本当にハンデを持つ方にとって厳しい世の中だと思います。

ただ、良い世の中でもあるんです。現に今私は幸せです。

 

今回は自分語りだったので、結局何が言いたかったのかよくわかんなくなってしまったかもしれないですね。ごめんなさい。

 

 

ただ共感して、涙して、そして少しでも自分を大切にしてくれたらなと思います。